大和会 G−spot
2004年8月8日
安城市デンパーク駐車場特設

 

デンマークをモチーフとして建てられた安城市にあるデンパーク。
そこの駐車場で開催されたアメ車イベントの一環として行われた
大和会主催のプロレス大会、地元のCATVでも放送されるらしい
この日のリングは東海プロレスのモノを使用・・・忙しそうでんな!
中京地方では片足を上げながら電話するのが流行ってんのか?
近畿地方では少々遅れ気味なのか?まだまだ流行ってないで!

  

まずは午前の部、11時からは御馴染みロビンのちびっこプロレス教室。
おいおい、この会場の何処を探せば「ちびっこ」が湧いて来るちゅうねん
右を見ても左を見てもヤンキー兄ちゃん姉ちゃんばかりで一種異様や?
企画倒れというよりも・・・この企画自体に無理があったような気もするわ
十八番のブリッジ・ワークで十分に体を温めたロビンちゃんも苦笑い・・・
渋々ながら若いヤンキー兄ちゃんをリングに上げてはスクワットの競演
「ボクは基本的に女子供しか相手出来ない・・・いや、しないんですよ。」
いや、ごもっとも・・・「純朴な子供を騙して、熟した女に騙されて」てか?

  

目敏くターゲットを見つけ出しては執拗にリング上へと誘うロビンちゃん。
勿論、ちびっこはあくまで出汁であって・・・ヤンママが狙いなのは明白や
「ボクと一晩みっちりディスティ二ーしませんか。」心の中で呟いたとか?
そんなロビンちゃんの本心・・・・いや、邪心を見透かしているかのように
冷たい視線を投げかけるちびっこ・・・いやぁ、子供って案外鋭いのよね。

 

十八番のブリッジ・ワークでちびっこを腹上に乗せてはエッチラコ!
さあ、次はヤンママかと思いきや・・・残念ヤンキーの兄ちゃん登場
不本意ながらも野郎を腹上に乗せては、エッチラコ!ヨッチラコ!
「いやぁ、かなり無理したからさぁ・・・首を痛めちゃいましたよぉ!」
精神的、肉体的と・・・かなりのダメージが蓄積されたみたいやね?

 

プッシュアップばかりか秘伝のブリッジ・ワークまでも伝授。
いやぁ、この日のお客さんは・・・・なんて幸せ者なんだぁ!

 

またまた、ちびっこを出汁に使いヤンママに忍び寄るが・・・
控え室に戻るロビンちゃんの後姿が全てを物語っていた。
くよくよするなよ、明日があるさ・・・明日は晴れるかなぁ?
全国的に快晴でも名古屋だけピンポイントで集中豪雨とか



スワッ!両巨頭が人目を忍んで密談を交わす。
中京地区で何やら大きなウネリが起こるのか?
今後の流れから目が離せない・・・かもしんない
  

この日は第1試合に登場、菅沼修との一騎打ちに挑むロビンちゃん。
御馴染みのムーブを菅沼に強要・・・いや、白熱の攻防が展開される
俺的にも幾度となく見せられて・・・いや、見続けて来たムーブだけに
三手先どころか目を瞑っていても全ての動きが把握出来ているような

 

得意のムーブが一段落つくと早くもコーナーに登るロビンちゃん。
そしてちびっこ達の希望を乗せ大空目掛け、飛ぶ!飛ぶ!飛ぶ!
菅沼さん、しっかり御守りを・・・・いやいや、セールを頼みますよ。

  

バックドロップ、ラリアート、強引に抱え上げてのブレーンバスター。
「そんなの聞いてないよぉ!」予定調和外の大技にたじろぐロビン。
「腕の取り合いからコルバタやって、チョイチョイチョイでいいからね
菅沼クン、そんな感じでひとつ宜しくお願いね・・・頼むね・・・ねっ!」


  

空中殺法を狙う菅沼を追い掛けて、コーナーに登るロビン。
今日2回目や・・・ホンマに安城のお客さんは幸せ者やで!
ロビンちゃんがこんなにハッスルする事、盆正ぐらいでっせ
(まあ試合自体が盆と正月ぐらいしかないんやけどね?)
再びちびっこ達の失望・・・いや、希望を乗せて大空目掛け
「ウルトラディスティ二ー!」フッフッフッ、見事決まったな!
遠く離れたM78星雲を指差すロビンちゃんなのであった!
ウルトラマンロビン(体固め)菅沼修
  

続く第2試合ではスレッカラシ期待のナチュラル覆面シューター。
誰が名付けた(?)スラッグ・ワクスのプロレス・デビュー戦である。
その相手を務めるのは・・・東海プロレス所属選手の小杉研太!
総合っぽいムーブで攻めるスラッグの攻撃をいなしていく小杉。
事前の取材によりスラッグの肋骨にはヒビが入ってる事が判明。
負傷箇所のさらなる悪化だけが心配・・・別にしてもないけどさ?
だって試合前にヘラヘラ笑いながら某団体の裏話してるもんね

  

小杉のバックドロップ炸裂!これで肋骨を骨折やろ?大丈夫か?
健常者ファン的に見れば合格点となるプロレス・デビュー戦も・・・
屈折したスレッカラシ的にはイマイチ物足りなく映ったのも事実や
東海の固い(?)プロレスとナチュラルの混じった総合系ファイトとで
もっと噛み合わない展開を期待してたんやけど・・・手合わせ過ぎ
小杉研太(体固め)スラッグ・ワスプ
 

ここでしばしの休憩時間が取られたが・・・隣接する特設ステージでは
ムンムンと熟れきったチアガールの踊りが始まり観客の大半が移動。
男の裸よりは女の色気か?なんとも寂しい状況での試合再開となる。
試合を終えた某マスクマンもヨダレ混じりに見てるんやろな・・・きっと

  

セミとして行われたタッグマッチ、東海プロレスの山田&パンDo組に
対するは古澤弘樹&これまたプロレス・デビュー戦となるDバイパー
ボディチェックをするレフリーの頭に噛み付く(?)スペル☆パンDo・・・
「・・・・・(呆然)」何も言うまい・・・また要らぬ敵を作る事になるから。
中京地区と関西地区では「笑い」というモノへの感性が違うのかな?

 

ファーストコンタクト前の構えが違うだけで何気に期待感が湧き上がる。
やはり手の合う予定調和内の攻防よりも、展開の予想し難い試合の方に
魅力を感じてしまうのは健常ではない証か・・・少なくとも俺は当てはまる
総合系のムーブに対応が出来る選手として山田が抜擢されたのかな?
俺ならコテコテのプロレスラーを選んで実験的にぶつけてみるけどね?
通だけ唸る技術の攻防よりも・・・異質が交わるイデオロギー闘争やで。

  

リーダー格の古澤はパンDoに重い蹴りや肘爆弾をお見舞いして行く。
パンDoも負けじと「しっぺ」で反撃を? 「・・・・・(呆然)」何も言うまい。
う〜ん、やっぱり中京地区と関西地区では「笑い」に対して隔たりが?
いや、これもまた【天然】【養殖】の違いが浮き彫りになっているのか

  

Dバイパーの柔道殺法が火を吹き、古澤の空手殺法が空気を凍らす。
そしてDバイパーが繰り出した側転してのショルダーアタックという・・・
スレッカラシ好みの大技炸裂! 東海プロレス勢を圧倒して行く大和会
勝利が目前に迫るその瞬間、メインで深谷友和との一騎打ちを控えた
伊藤力雄が不可解乱入?東海プロレスに加勢、大和会を蹴散らした。
古澤弘樹/Dバイパー(反則勝ち)山田靖獅/スペル☆パンDo

 

伊藤力雄の暴挙に深谷友和も飛び出して来て乱闘に参加!
観客が騒然とする中、試合開始を告げるゴングが鳴らされる。
と言っても・・・大半の観客はチアガールを見てるんやけどね。

  

東京プロレスだか、WARだか知らないけど?過去の因縁を引き摺る
深谷と伊藤は【どインディ】では珍しい重量級の肉弾戦を展開して行く
白熱した攻防に酔う観客・・・チアガール見てる場合とちゃいまっせ!

  

会場受付にまで雪崩込んで両者の死闘は果てしなく続けられる・・・
いやぁ、やっぱり受付よりは特設ステージに行かなきゃダメでしょ?
チアガールを凶器として使用するとか、チアガールを押さえ込むとか
チアガール数名を拉致監禁して、リング上で公開失禁させるとか・・・
そんな事になったなら試合の終えた某マスクマンなんて、あんた・・・
目を閉じる間も惜しみながらエプロンサイドにカブリついてしまうで!
「おいおい股間に立派なテントを張って!そこが特設控え室かい!」

  

両者ROとなり、東海プロレスの興行での決着戦を要求する伊藤力雄。
どうやら大和会が東海プロレスに参戦する為の予告編となるらしい・・・
大和会 vs 東海の闘いの輪にSGPも巻き込まれて行くのであろうか?
試合開始前に行われた中京地区を代表する両巨頭の密談の意味は?
注目の舞台は・・・何時やったかなぁ?何て言ったか忘れてしまったよ。
どうせ多分、この観戦記がアップされた時点では終ってるように思うけど
深谷友和(両者RO)伊藤力雄

 

地元CATVのパーソナリティのインタビューを受ける古澤弘樹。
年内にもう一度、大和会主催による自主興行を開催するらしい。
詳しい日時・場所等は「大和会HP」で告知される・・・と思うよ?

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